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まどかに、始まります。

執筆者の写真: 冨永 陽介冨永 陽介

まずは、「まどかに」の名前の由来について説明します。

「まどかに」とは有名な禅僧の言葉、「種智をまどかにせんことを」からいただきました。仏教の象徴的な花である蓮は、泥だらけの沼地から息が止まるような綺麗な花を咲かせます。種の中には、必ず芽を出して葉を伸ばして花開くだけのものがすべて備わっています。私達の心の中にも、智慧の花を開き実を結ぶことのできる力をみんな生まれながらに持っているはず。「円かにせんことを」とはその誰もが持っている素晴らしい能力を十分に発揮することができますようにということであります。痛みの患者は、長く痛みに苦しんで、仕事や生活に困り果て、自信を無くしてしまっている方が多くいます。そういった人々に寄り添い、助言、導きをさせていただき、本来のあるべき姿に向かっていってほしいという願いが込められています。助詞の「に」を最後につけることで、方向性を示しています。


クリニックロゴにある花弁は、金沢区の花、牡丹です。江戸時代には「泥亀の牡丹」と言われ、有名だった牡丹の花を冠に掲げさせていただくことで、八景という地域根差した医療を目指す決意を示すものであります。




 
 
 

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