治療内容、治 療方針
痛みでお悩みのあなたまたは身内や友人に、我々がどのようなことができるのかについてぜひご相談ください。
薬物療法
薬物療法は慢性疼痛治療において重要な位置を占めますが、適切な内容を管理していくことがとても重要です。すべての鎮痛薬がどの患者にも効くわけではなく、その場合、専門的な介入が必要となってきます。
注射療法(ブ ロック療法)
神経障害性疼痛や関節障害による痛みには、神経ブロックや関節ブロックなどが有効です。また、非常に強い筋性の凝りがある場合は、直接患部に刺激を与えるトリガーポイントブロックやIMS療法(自費診療)などもあります。
心理療法、リハビリテーション
医師による認知行動療法(ACT)が受けられます。
また、オンラインによる自費診療で、慢性痛を理解熟知した心理士や理学・作業療法士などによる痛みのためのカウンセリング、リハビリテー ションが受けられます。
セルフマネージメント
理想は、薬にも頼らず病院通いも終えて、痛みを自身の管理下においた元の生活に戻ることです。「セルフマネージメント」とは、慢性痛によって引き起こされている、身体部分、心理面や社会的介入、生活スタイルの治療を通じて、痛みや治療の管理を自ら行うことです。元の生活に戻るには、日々のステップを続けてこなしていくことが重要です。我々は上記にあげた治療法も使いながら、慢性痛の心理教育を行い、ストレスの軽減、自己効力感の向上、痛み再燃に対する対処のスキルを上げることを目標にします。
身体活動レベルと生活機能レベルの向上
病気や疾病モデルから豊かな健康生活モデルへとシフトしていきます。集学的ケアの観点から、あなたが望んでいる健康生活を達成するために、身体活動レベルを上げ、生活機能のレベル向上を目指します。
他の医療機関との連携
小さな当クリニックだけでは集学的治療を実践するのは不可能です。診断的治療的課題に対しては、他の医療機関と連携を積極的に図っていきます。適切な時期に、適切な医療機関と連携することは、地域のクリニックの重要な任務です。
主な連携病院
横浜市立大学病院
横浜市立大学附属市民総合医療センター
横浜南共済病院